憤りと不安そして覚悟!バス事故を通して。
今週のニュース番組のトップは悲惨なスキーバス事故が連日報道されています。私も被害に合われた方々と同年代の子供がいますので本当に憤りを覚えるとともに他人事でない出来事です。
人の命を預かるバスを運行する会社にあるまじき経営であり管理体制です。
また同時に当社も公道を仕事場とする自動車運送事業者ですので、公道上で事故を起こさないか、他人様を傷つけないか、絶対無いという事は言えないので常に不安がつきまといます。
しかし絶対は無いかも知れないが絶対に近いくらい無いように経営していくのが自動車運送事業者の義務であり使命です。
その覚悟がないなら自動車運送事業をしてはならないと思います。
こんなタイミングで、1月19日大阪のドーンセンターにて近畿運輸局主催の事故防止セミナーでの講演が近づいてきました。
平成26年度国土交通省の運行管理の高度化機器等助成事業を受けて、デジタルタコグラフ・ドライブレコーダを全車に装備したことによる事故防止対策の事例紹介をして欲しいとのことでの講演です。
ひとつでも当社の事故防止対策が参考になればという想いでしっかり講演してきたいと思います。
まだまだ大勢の皆さんの前で偉そうにお話するほどではなく至らないところばかりですが、大事なのはいくら優れた高度な機器があったとしても運用するのは人であり、自動車を運転するのも人です。人間の脳が的確に認知・判断・行動して初めて安全が確保されるわけで、運転する一人ひとりが安全を優先して考動(考え動く)することです。
だからこそ安全を優先することが大事と考え動く社員、人づくりをしなければなりません。そのような社員を育てることが会社の大きな責務です。これからも社員を導いていけるよう人づくり、仕組づくり、仕掛けづくりに取り組んで参ります。
ありがとうの笑顔が溢れる会社になりますように!